なんでもシェアの時代。
http://www.nikkei.com/paper/article/?b=20160816&ng=DGKKASDZ02H8K_S6A800C1MM8000
概要。
世界で広がるシェアサービス。使い手の主役は1980~2000年ごろ生まれの「ミレニアル世代」だ。この世代が消費を抑える意識の裏には「所得格差や既存の社会の枠組みへの反発心がある」と三菱総合研究所の阿部淳一・主席研究員(56)は見る。
60年代、若者は世の中の不条理を政治に訴えた。今のミレニアル世代は「シェア」という形で経済成長を前提とする従来の枠組みを揺さぶっている。
感想。
なぜ、今の時代はシェアが流行るのか。いくつかの理由が考えられるが、1番は金がないことだろう。金銭的に余裕がなく自分の欲求に対して応えられない部分をシェアリングすることで応えている。
バブル世代であれば欲しいものはなんでも買っていただろうが今の時代では難しい。私を含め今の若者は自分がこだわったものに対しては惜しみなくお金をかける傾向がある。シェアすることにより自分自身の興味関心に触れ、気に入ったものが見つかれば購入。今の時代にあった良い傾向ではないだろうか。消費市場も活発化する可能性が広がる。
個人的に次の流れはカスタマイズではないかと思う。今以上に流行りのものではなく自分ならではのモノ、コトを消費するようになるだろう。
ブロックチェーン=仮想通貨ではありません。
概要。
円でもドルでもない新たな「通貨」の利用者は世界で延べ1400万人超。取引価格が乱高下するから、投機的に購入する人もいる。
ビットコインの信用を裏付けるのがブロックチェーンと呼ぶ技術だ。ネットでつながった無数の個人が暗号化した取引情報を検証し、お墨付きを与える。
用途は仮想通貨以外にも広がる。
中央銀行や政府が担ってきた「お墨付き」という行為。強大な権力を持つ機関が手掛けるから、認証を受けたモノの価値も高まった。だが、ブロックチェーンでは世界に散らばる無名の個人や小さな企業であっても認証作業ができる。デジタル技術が、世界を長く支配してきた中央集権の構造を突き崩す。
感想。
タイトルにも書いたが、ブロックチェーン=仮想通貨ではない。ここは勘違いせずにしてもらいたい。ブロックチェーンという技術を使って実現した通貨が仮想通貨なのだ。
記事にある通り多くの取引が個人で完結し、お墨付きを与える役割は必要なくなる。また、多くのリスクがあることにも注意が必要だが、それを恐れていてはイノベーションは起きない。大きな社会変革の力を持つこの技術がどう普及して行くのか注視していきたい。
個人的には、銀行の窓口職員は数十年後には殆どいなくなると予想する。コンサルティング営業への以降が今でも進んでいるが、送金等の煩雑な手続きは無くなるだろう。働いていても感じるが無駄が多すぎる。
また金融以外でも用途は多い。ブロックチェーンという技術は中央政権的な力を弱める。国を跨いでの個人間取引は今以上に活発化することが出来る。興味のない人にはわかりにくい技術であるが数十年後には世界の重要なインフラの1つになっているだろう。
日本の企業は様々な部分で海外よりも遅れている。20160814
http://www.nikkei.com/paper/article/?b=20160814&ng=DGKKASDZ20HTT_T10C16A8MM8000
概要。
環境省は温暖化対策など上場企業の環境経営情報を一元的に閲覧できる情報開示システムを整備する。今秋にもトヨタ自動車やパナソニック、ソニーなど200社程度が参加。2020年度には東証1部の主要800社前後が加わる見通しだ。企業の環境対策を投資材料にする動きが世界的に広がっており、海外から日本企業への投資拡大につなげる狙い。
感想。
海外では既に環境対策、LGBT等、財務以外の部分での企業選別を図っている。このような流れに乗れないことは、海外からの日本企業に対する投資を呼び込むのを阻害することになる。
海外の良い部分をうまく取り入れ、日本企業が日本人だけでなく、将来的に移民等の外国人労働者にとっても働きやすい環境になることを期待したい。
中国人の爆買いは終わり、次は、、?20160813
http://www.nikkei.com/paper/article/?b=20160813&ng=DGKKZO06020890S6A810C1TI1000
概要。
免税店大手、ラオックスの業績が急激に落ち込んでいる。12日に発表した2016年1~6月期の連結決算は最高益だった15年12月期から一転して最終赤字に陥った。円高や中国経済の減速などで好業績を支えてきた訪日客の「爆買い」に急ブレーキがかかり、時計などの高額品が売れなくなった。羅怡文社長は「昨年が祭りのようなもので今が通常の状態」として、訪日消費の新たな動きに対応できる体制づくりを急ぐ。
感想。
中国の景気がそこまで悪いわけではないのだが、日本に来て爆買いするほどのメリットは薄まっている。体感としても都心部でも中国人の爆買いする姿はあまり見なくなった。
次のステップに進み外国人を引き寄せる方法を考えなくてはいけない。状況は刻々と変わる。いつまでも同じことをやっていても稼げるわけがない。調子の良い時にいかに次の手を打てるかが重要だ。今までは円安等のおかげで良かったのだから。今は体験型アクティビティが人気だという。
中国人の中間層は数億人とも言われ、この層をうまく日本に連れてくる必要がある。受け入れ体制の充実。体験型アクティビティの充実。等々、国と企業が力を合わせていく必要がある。
「就職浪人を避けるべき4つの理由」
概要。
60万人程度の大学生4年生のうち、望みの企業から内定を得られなかった学生が次の年も就活を続ける就職浪人が10万人ほどいると聞いたことがある。
以下の理由よりおすすめしない。
①就活のハードルが上がる。就活2年目は選考時に比較されるのはストレートでその企業に入った学生。リクルートではその30%に入れるかどうかで決めていた。
②来年も同じ方法でしていたら受からない。最終で落とされたから来年やればいける。と思っても、人材としてのレベルを細かく見られ落とされているのだから厳しい。
③一緒に戦う友だちがいなくなってしまう。情報が入ってこず、孤独な戦いとなる。
④早く就職したほうが有利。力をつけ、大手に転職すれば良い。
感想。
私は、就職浪人はおすすめしない。理由としては、
①就職活動1年目で頑張りきれない人が、もう一回やっても変わらないから。
②就職活動の経験よりも社会人経験のほうが重要だから。
③どうせ就職活動1年目でもその人より重要な人は多くいるから。
の3つですね。この3つなんて関係ない。試行錯誤を繰り返し、うまくいく方法を見つけたから、もう1年やる。とか、絶対にそこでしかやりたいことがありそれは新卒でないとだめとか、明確な理由があれば、別に就職浪人すればいいです。そんなに変わりませんからね。
頑張るためにはその理由をはっきりさせるべき。
頑張ろうって思ってもすぐモチベーションて落ちてしまいますよね。
私は、やりたいと思っていることがたくさんあります。
例えば、英語、マーケティング、資格の勉強、等々。
ですが、中々継続できません。
その理由に気づきました。
それは、理由がはっきりしていなかったからです。
「頑張る理由」をはっきりさせることが出来れば、頑張ることを継続できます。
というか、頑張る理由、それをやる理由が明確になれば、別に頑張るという意識を持たなくても、当たり前に継続することが出来るのではないでしょうか。
私が英語を習得したい理由は、
・海外勤務をしたい。
・自分の中の幅を広げたい。
・英語という情報を手に入れたい。(日本語の何十倍の情報がある)
等ですね。
まだまだ深掘りは出来ていませんが、頑張る理由をはっきりさせることができたら、もっともっと頑張ることは苦痛ではなくなるはずです。
あなたにとって頑張る理由とはなんですか?
そこがはっきり答えられる人は当たり前にそれに向かって近づいているはずです。