どう生きる

とりあえずアウトプットをする場

⑬「限界は早く知るべき。」20180402

 小さかったころ、私は本気を出すのが怖かった。限界を知ってしまったらそれ以上努力できなくなるような気がしたからだ。明確に自分は天才ではない、その辺にいくらでもいる一般人の一人だと知ってしまうのが怖かったのだ。

結構そういう子供はいると思う。本気出してないからという言い訳を自分の中に作り自分自身を納得させる。

それでよかったと少し前までは思っていた。というか、正直まだ自分は本気を出すことができていない。

間違っていることは理解した。人は基本的に小さいころに自分自身が形成される。本気を出すことが下手だった場合何時までも本気を出すことができない自分に言い訳ばかりしている人間にしかならない。

なぜ自分の限界を知ってでも本気を出すべきなのかというに答えたい。

本気を出すことで、自分の限界を知ることが重要だからだ。限界を知ることで自分の位置というものを理解することが出きる。その中でたいてい自分の強み弱みが明らかになる。それをまず受け入れ、それを解消するため、もっと自分の良さを伸ばすためにどうすればいいのか、ということができるようになる。

また、人はそれぞれ優秀な脳みそを持っているが、それを使わないとどんどん劣化していくのだ。使わなければそんなに使わなくていいんだと脳が認識してそれなりの力しか出さないわけだ。限界まで頑張ることで自分自身の限界値も上がっていく。能力は向上していく。自分を認識することができる。達成することで自分に自信がつく。失敗することでますます自分は成長していく。

もちろんこれは強制されるべきものでもないし、頑張りたくなければ頑張らなくて位と思っている。頑張らなければいけない理由なんてないんじゃないかな。

中途半端にやっていると、すべてが中途半端になる。それが癖になってしまうのだ。中学生の頃は本気で頑張っている人を見てあほだなと思っていた。でもそんなことはなかった。気づくのは遅かったけど。頑張って努力している人は本当にかっこいい。気づくのがだいぶ遅かった。でもまだ手遅れではない。人生が終わったわけではないのだから自分がどうなりたいのか今一度考えて努力していくようにしたい。