どう生きる

とりあえずアウトプットをする場

㉒「IFA」20180413

 これは独立系FPの略である。ファイナンシャルプランナーとは、一般的には投資や保険の専門家で保険のおばさんのイメージをされる人が多い。しかし、実際にはクライアントの人生全体について理解し資産内容について理解させ、サポートをしていく仕事である。保険のおばさんと違うところは一生涯のパートナーともなりうるところである。保険のおばさんも転勤の可能性もある。大手の会社はつぶれないとか安心感があるとか、保険はみな入っているとかそういった理由で入る人が多い。実際に保険で得する可能性はほとんど無く、サポート、保証を受けれない可能性も低くない。だが、近くにIFAがいればその辺の心配はなくなるといっても過言ではないだろう。自身も金融機関に勤めており、FPとして仕事をしていた。だが、企業に勤めながらFPをすることは非常に厳しい。高すぎるノルマを達成するために爺婆世代を狙ってお願い営業、若しくは理解していないことをいいことに契約をさせる。生活が懸かっているから手数料が高くとれる商品を売ることになるのも当たり前だ。

しかし、IFAであれば別のお金の取り方もできる。例えば弁護士のように30分5000円というように時間でお金をとる。そうすれば大事になるのはお客様にとって最適な商品提案をすることになる。そのくらいの金であれば払っても良いと私自身は思っている。金融の世界は本当に奥が深い。すべてを理解するのはもちろん不可能だし、効率も悪い。そこは専門家に頼むべきだ。適当な付き合いで保険に入るべきではない。

 アメリカのように金融についてのある程度の知識を国民全体で持つことができればよいのだけど。金融教育はこれから成長していく分野だと思っている。でも都合の悪い人も多いからそこまで簡単にはいかないのかな。損する人が多い。日系の保険会社とかの金融機関は非常に厳しいものになるだろう。

 概して、IFAの意義は非常に大きいと考えている。しかし、成功するのは本当に難しい。そもそもコスパが合わない。テクノロジーの力で簡単にうまくできるのかもしれないが。