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売上高純利益率、初の4%超

 
 日本の企業の稼ぐ力が伸びている。日本企業は諸外国と比べて稼ぐ力(売上高純利益率)は低い。英国では10%を超えている。
 そもそも売上高純利益率とはどのようなものなのかと少し解説すると、会社の活動の結果である当期純利益を売上高で割ったものである。つまりは会社全体の収益力を表している。他にも様々な指標はあるが、会社の収益を出す力を表していると認識してくれれば問題はない。
 収益性上昇の理由として、付加価値の高い商品、IOT等の成長市場の企業が挙げられている。また、企業の合理化への取り組みも挙げられている。 
 多くの企業が収益性を目指すのは良いことであり、効率化を進めていくべきである。今以上に合理化、成長市場へ注力していくべきである。
 日本は人口減少がこれから進んでいく。内需のみを期待して行動していくだけでは足りない。ボーダーレス化は進むため、日本企業だけではなく海外の企業との争いもこれまで以上に進んでいくことになる。その中で今の収益性では太刀打ち出来ないだろう。効率が悪ければその分のコストを価格に添加することになり競争力は下がる。
 日本企業の取り組みは遅いながらも少しずつ改善しているとは感じる。これからも改善が進むことを期待したい。