日本と東南アジアの不動産開発方法の違いを知っていますか?
日本と東南アジアの不動産開発には違いがある。
それは、ミャンマー等の東南アジア諸国は、不動産を一部先行開発して販売し、得られた資金でその後の開発費用を賄うのだ。
日本では、完成した住宅を売りに出している。
ヤンゴンでの開発停滞。2つの理由が示されている。1つめは、高級マンションの過剰開発だ。立てれば必ず儲かる時代は終わった。
2つめは、政府による工事許認可の厳格化。
これらの理由により、停滞している。
不動産市場が盛り上がらなければ国全体としての成長も阻害される。実際、成長率の鈍化が起きるだろう。
実際に私はフィリピンで開発の止まったビルを多く見た。リスクのある商品である。しかし、土地の価格はまだまだ上がると予想されるので上手くやれば儲かる。
東南アジアの定期預金金利は10%を超えることも珍しくない。数千万を預入れ、その利息分だけでマンションも買えるのだ。
金があれば出来ることは多い。金を儲ける手段の話もたくさん聞く。
話を戻すが、東南アジア諸国は、条件なしにどこでも成長という時代はとうに終わっている。
政府等の動きも予想しなければ損してしまう。