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イノベーション促す働き方 副業・兼業解禁の行方

www.nikkei.com

 

 日本の企業は殆どが兼業・副業を禁止している。広く認めようという議論が官民双方から出ている。

 

 背景としては、アメリカでは本業とは別に副収入を得ている人が増えている。日本でもクラウドソーシングなど、インターネットで仕事が簡単にできるようになり両立しやすい環境が整いつつある。

 

 難題として、労働法制が挙げられてる。労働者、個人事業主、想定されているために、それ以外の働き方に対して適切な法律になっているとは言えない。

 

 私は、副業大賛成派だ。理由としては、これを解禁することによってまた日本はイノベーションをおこす環境が出来上がると考えているからだ。

 

 少し前までは日本は最先端の技術を持ち、海外に対して強い競争力を持っていた。しかし、今では見るも無残な姿となっている。

 

 理由として考えられるのが、日本の社会人が以前と比べ、守りの姿勢に入っていることが大きな理由だろう。主体的に考え行動するのではなく、上司の言うことだけを守り、深く考えること無く安定的な生活を望んでいる。別にそれが悪いことではないが、このままでは日本の競争力は下がる一方だろう。競争力が落ち、稼げなくなった企業はブラック企業へと変貌する。主体的に考えるわけではないから雇われている側もなんでこんなに給料が低いんだと不満をいうだけで行動は起こさない。

 しかし、副業が解禁されれば状況は変わるだろう。会社に、現状に不満を持っている人が積極的に副業をするようになるだろう。その結果、自分で考え行動する癖がつき、またマーケット感覚も磨かれるだろう。それが職場でも活かせればその企業の業績も上がるのではないだろうか。

 具体的には週休3日になり、副業が出来るような社会が個人的には理想だと思う。雇う人を増やし一人あたりの単価は減らすことで今まで通りの動きができるだろう。保険等の部分は増えてしまうが、そこはベーシックインカムを取り入れ、一定額が国から支給されるだけの状況になれば解決されるだろう。

 穴だらけの考えだとは理解しているが、今の状況はどう考えてもおかしい。社会人になった改めて感じている。健康的な生活も出来ず、会社に依存した生活。これでは良いはずがない。日本人はそんなに馬鹿なはずがない。状況が少しずつ変わり皆がもっと自分らしく生きられる生活が実現することを臨む。