基軸通貨の交代劇
http://www.nikkei.com/paper/article/?b=20160904&ng=DGKKZO06854600T00C16A9TZG000
基軸通貨の変更は殆ど無い。歴史を見てもポンド→ドルくらいなものだ。
ドルがポンドに代わって基軸通貨となったきっかけは第1次世界大戦。英国は戦費調達で財政不安が強まり、国際金融の軸足は経済大国となり、債権国でもあった米国に移った。
とある。
通貨には信用が必要である。いつでもその価値があるという事が重要なわけだ。頻繁に価値が大きく変動してしまう、国によって価値が変わってしまうようでは持ちたいと思う人は少ない。
つまりは国力が重要であり、ドルはまだまだ安泰だ。中国元に将来的に変わる可能性は残されているがまだまだ国際的に信用は低い。外貨取引も自由にできず、固定相場制だからだ。
更に将来を見据えるならば仮想通貨の可能性も考えなければいけない。
以前は金本位制で価値が保証され、今は変動相場制となっている。現金決済の減った現代でリスクについて考えれば、安全に価値が保証される通貨に価値がある。ブロックチェーンによって価値が保証された仮想通貨がそれに変わるのは想像に難くない。
マウントゴックスだけでなくまだハッキング等のリスクがなくなりはしないが、利便性等を考えれば将来的にはドルよりもビットコインのほうが価値が高くなる可能性もある。いま買っておけば将来的には大きな利益をもたらす、かもしれない。