なんでもシェアの時代。
http://www.nikkei.com/paper/article/?b=20160816&ng=DGKKASDZ02H8K_S6A800C1MM8000
概要。
世界で広がるシェアサービス。使い手の主役は1980~2000年ごろ生まれの「ミレニアル世代」だ。この世代が消費を抑える意識の裏には「所得格差や既存の社会の枠組みへの反発心がある」と三菱総合研究所の阿部淳一・主席研究員(56)は見る。
60年代、若者は世の中の不条理を政治に訴えた。今のミレニアル世代は「シェア」という形で経済成長を前提とする従来の枠組みを揺さぶっている。
感想。
なぜ、今の時代はシェアが流行るのか。いくつかの理由が考えられるが、1番は金がないことだろう。金銭的に余裕がなく自分の欲求に対して応えられない部分をシェアリングすることで応えている。
バブル世代であれば欲しいものはなんでも買っていただろうが今の時代では難しい。私を含め今の若者は自分がこだわったものに対しては惜しみなくお金をかける傾向がある。シェアすることにより自分自身の興味関心に触れ、気に入ったものが見つかれば購入。今の時代にあった良い傾向ではないだろうか。消費市場も活発化する可能性が広がる。
個人的に次の流れはカスタマイズではないかと思う。今以上に流行りのものではなく自分ならではのモノ、コトを消費するようになるだろう。