どう生きる

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ブロックチェーン=仮想通貨ではありません。

www.nikkei.com

 

概要。

 円でもドルでもない新たな「通貨」の利用者は世界で延べ1400万人超。取引価格が乱高下するから、投機的に購入する人もいる。

 ビットコインの信用を裏付けるのがブロックチェーンと呼ぶ技術だ。ネットでつながった無数の個人が暗号化した取引情報を検証し、お墨付きを与える。

 用途は仮想通貨以外にも広がる。

 中央銀行や政府が担ってきた「お墨付き」という行為。強大な権力を持つ機関が手掛けるから、認証を受けたモノの価値も高まった。だが、ブロックチェーンでは世界に散らばる無名の個人や小さな企業であっても認証作業ができる。デジタル技術が、世界を長く支配してきた中央集権の構造を突き崩す。

 

 

感想。

  タイトルにも書いたが、ブロックチェーン=仮想通貨ではない。ここは勘違いせずにしてもらいたい。ブロックチェーンという技術を使って実現した通貨が仮想通貨なのだ。

 記事にある通り多くの取引が個人で完結し、お墨付きを与える役割は必要なくなる。また、多くのリスクがあることにも注意が必要だが、それを恐れていてはイノベーションは起きない。大きな社会変革の力を持つこの技術がどう普及して行くのか注視していきたい。

 個人的には、銀行の窓口職員は数十年後には殆どいなくなると予想する。コンサルティング営業への以降が今でも進んでいるが、送金等の煩雑な手続きは無くなるだろう。働いていても感じるが無駄が多すぎる。

 また金融以外でも用途は多い。ブロックチェーンという技術は中央政権的な力を弱める。国を跨いでの個人間取引は今以上に活発化することが出来る。興味のない人にはわかりにくい技術であるが数十年後には世界の重要なインフラの1つになっているだろう。