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リアルフィンテック、広がる裾野

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 ITと金融を融合した「フィンテック」が企業や家計のお金の現場に浸透しつ始めた。金融大手もやっと重い腰を上げ始めた。

  草分けは東日本大震災時のクラウドファンディング。ネットから個人融資を募る。これにより融資の在り方が変わってきた。実績がなくても共感を呼べればお金を集められるようになった。

 身近なフィンテックも広がっている。家計簿アプリは利用者350万人を超えているという。

 フィンテックは我々とお金の在り方を変えてきた。利便性の向上、見える化、手数料低価格化等だ。

 邦銀の動きは遅い。三菱は仮想通貨の開発を進めるなど積極的だが、地銀まで目を向けるとやらなければいけないが手をつけられていない部分というものだろう。銀行には無駄が多すぎ、早急に変えていく必要がある。今は銀行の存在価値は下がり、IT会社に取って代わる事のできる業界となっている。

 このような部分からも銀行に将来性はあまりないのではと感じてしまう。ますます数は減るだろう。

基軸通貨の交代劇

 

http://www.nikkei.com/paper/article/?b=20160904&ng=DGKKZO06854600T00C16A9TZG000

 

 基軸通貨の変更は殆ど無い。歴史を見てもポンドドルくらいなものだ。

ドルがポンドに代わって基軸通貨となったきっかけは第1次世界大戦。英国は戦費調達で財政不安が強まり、国際金融の軸足は経済大国となり、債権国でもあった米国に移った。

とある。

通貨には信用が必要である。いつでもその価値があるという事が重要なわけだ。頻繁に価値が大きく変動してしまう、国によって価値が変わってしまうようでは持ちたいと思う人は少ない。

 つまりは国力が重要であり、ドルはまだまだ安泰だ。中国元に将来的に変わる可能性は残されているがまだまだ国際的に信用は低い。外貨取引も自由にできず、固定相場制だからだ。

 更に将来を見据えるならば仮想通貨の可能性も考えなければいけない。

 以前は金本位制で価値が保証され、今は変動相場制となっている。現金決済の減った現代でリスクについて考えれば、安全に価値が保証される通貨に価値がある。ブロックチェーンによって価値が保証された仮想通貨がそれに変わるのは想像に難くない。

 マウントゴックスだけでなくまだハッキング等のリスクがなくなりはしないが、利便性等を考えれば将来的にはドルよりもビットコインのほうが価値が高くなる可能性もある。いま買っておけば将来的には大きな利益をもたらす、かもしれない。

消費者ローン、銀行主役に。

http://www.nikkei.com/paper/article/?b=20160831&ng=DGKKZO06687730R30C16A8EE8000

 

銀行による消費者ローン融資残高が消費者金融やカード会社など貸金業者の残高を上回った。マイナス金利により稼げなくなった銀行が攻勢をかけている。

  融資業務で稼げなくなったが銀行は手数料収入を増やす事で収益を上げようとしいている。競争は激化し、今では電車内等どこでも広告を見かけるようになった。また、加減金利を下げる等の競争が激しくなっている。金融商品は商品での差をつけるのは中々難しい。その中で各行がしのぎを削る。

  記事のグラフからもわかるように貸金業者は大きな右肩下がり、銀行は緩やかに上がっている。銀行の数少ない成長分野でありこれからも競争は激化していくだろう。

 就活生は銀行がどこで儲けを出しているのか理解しておく必要がある。最近話題のワードといえば「フィンテック」「仮想通貨」「地銀再編」「マイナス金利」とうは必ず抑えておきたい。

東証一部企業の4社に1社、公的マネーが筆頭株主

http://www.nikkei.com/paper/article/?b=20160829&ng=DGKKASGD26H74_Y6A820C1MM8000

 

「公的マネー」、GPIF、日銀による日本株保有が増加し、4社に1社は筆頭株主という状態にある。

 これは一概に悪いとは言えないが、懸念材料である。メリットとしては、株価が下支えられるという点。デメリットとしては、市場としての企業選別機能が落ちることが挙げられている。公的マネーはパッシブ運用、つまりは広く株価指数に沿って投資するためだ。

 日本の市場は弱まっており公的マネー前提で成り立っている。日銀がETF(上場投資信託)を6兆買うと日経平均2000円押し上げるというのだから驚きだ。

 市場は中国のようなゾンビ企業を増やさないためにも淘汰する機能が必要である。日経平均等の指数が動く理由については公的マネー、又クジラ等が大きな要因となる。それらの影響についても考えながら指数を読み解くようにしていきたい。

いつも穏やかにいられる理由。

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 先日、職場の先輩に「なんでそんなにいつも穏やかなの?」と聞かれました。

 私は基本的に怒りませんし、ずっと冷静沈着、クールだねって言われてきました。

 その理由は、私は人に過度な期待をしないようにしているからです。期待値を上げすぎてしまうと良いことはありません。

 人は相手、サービス等々に対して潜在的に期待値を持っています。その期待値を超えた時は喜び、嬉しい等のポジティブな感情が生まれます。

 その期待値程度の行動だった場合、特に何も思いません。それが当たり前、予想通りだからです。

 しかし、その期待値を下回ってしまった場合は、怒り、不満、失望等のネガティブな感情が生まれます。

 なので、予めその期待値を出来る限り低くしておけば早々のことがない限り、ネガティブな感情は生まれません。怒りの感情が出てくるはずもないのです。

 加えて、相手が少しでも良い行動をしてくれたらポジティブな感情を持つことが出来るのです。

 慣れてきてしまうと、期待値を高くしてしまいがちです。この理由で私は何度か破局しましたね。気をつけていきたい部分です。

 

 今回は、期待値について話しましたが、幸せについてだって同じです。同じ事柄でも人によって感じ方は違います。

 毎日平和に食べるものに困らず生活できるのは私達にとってはアタリマエのことかもしれませんが、世界を見渡せばそんなことはありません。

 私達の今を夢見ている人だってたくさんいるのです。

 幸せの基準だって勝手に自分たちで上げているだけで自分の今が幸せだと思えば幸せなんですよね。

 人は慣れるので同じ環境にいるとそれは当たり前で幸せではないと思いがちですが、少し客観的に見てみる必要がありますね。

 また、人は相対的に自分の幸せ度を図りがちです。

しかし、これは良いことではありません。

 人と比べて優位に立っている時でも、その相手に対して優越感が生まれます。

 これは対等な感情ではありません。

 逆に、人より劣っていれば劣等感が生まれます。どちらにしても人間関係は良くなりません。

 相対的ではなく、絶対的な基準を持っていくのが理想ですね。

利上げ。イエレン議長。ジャクソンホール。

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米連邦準備理事会のイエレン議長が、ジャクソンホール会議での講演で追加利上げを示唆した。

 米の景気は比較的よく、9月利上げの可能性も大きくなってきた。次の雇用統計の結果次第では9月での利上げが現実的となる。

 利上げがなされれば、円高の方向感は是正されてくるのだろう。米金利が上がり、日米の金利差が広がる。ドルの価値が上がり、円を売りドルを買う流れとなる。

 標準的なシナリオでは今年2回、来年3回である。世界的に不安定な市場であり、延期が続く可能性が高い。利上げがなされなければ、緩和長期化。米株高。円高。となる可能性が高い。

 これからもイエレン議長等の発言を気にしながら、相場観を身に着けていかなければならない。

 個人的には、今年は9月か12月に1回、来年2回の利上げがなされると予想する。

株の信用取引 夜間も

http://www.nikkei.com/article/DGKKASDF25H0R_V20C16A8MM8000/

 

 株の信用取引が早朝や夜間でも可能になるという記事。

  今回の決定で利用者の利便性が向上する。一般的なサラリーマンは基本的に市場が開いている時間は働いており自由に株の売買は出来ない。夜間や早朝の取引が可能になれば、株式市場の活発化につながる。

  PTSの撤退も相次いでいたが利便性が高まる事でまた新たな私設取引所が開かれる事も考えられる。

  2面のロボット運用もそうだがお客様が便利に使えるサービスが非常に増えている。投信の窓口、顧客も様々なチャネルが開かれ金融機関としては今まで以上に厳しい環境になる。今の状態に満足せずお客様目線で金融機関自体が変わっていかなければ近い将来淘汰されてしまう。

 言い方を変えれば、銀行の質の低い投信がバレてしまうとも言える。それは健全化とも言えるかもしれない。